雑記㉗

国語力!

最近特に国語ができない生徒が多くなりました。いろんな理由があるのでしょうが、入試において極端に国語力が低いと受験校選択にも影響してしまいます。

そこで、先日、中3生に近隣の私立高校の入試問題を解いてもらいました。成績中位の生徒が受験する中堅校の国語です。

採点すると、50点以上と30点以下のグループに分かれました。

問題内容は、8問が漢字の読み書き、他は、文章からの書き抜き問題以外はすべて5択の記号です。

この2つのグループを比較すると、30点以下のグループの生徒は、ほとんど漢字が書けていないことがわかりました。

本に興味がないから読むのに時間がかかる、活字を追わないから漢字が書けない、文章が読み取れないから理解できない…。

様々な情報を読み取り、論理的に考える力が不足しています。だから選択問題なのにもかかわらず正解を選べないのです。

何とか入試までに「読解力」をつけてあげなければ、そして、基礎点となる漢字を書けるようにしようと思いました。

早速、論理的に考える力を養う問題を渡しました。
生徒は、嫌々ながらでも繰り返し解いていくしかありません。
私は、それを続けてくれるよう根気よく指導していくしかありません。