大阪府教育委員会に物申す!②

何も噛みつきたいわけではないのでご安心ください。
前のブログに上げた資料は、私が作ったものです。私の趣味で作ったものですので、口外いたしません。ご安心ください。(時効警察ふうに)

平成28年度に大阪府の公立高校の入試制度が大きく変わりました。その改革の一つに「英語資格の活用」があります。これは、英検を含めた3つの外部検定の級やスコアを入試の得点に読替えるというものです。具体的には英検2級の資格取得者には、80%の読み替え率が適用されます。入試は90点満点ですから、90点×0.8=72点が保証されるわけです。入試当日の英語のテストが60点なら72点になります。80点なら80点と高い方が学力検査の英語の点数になるのです。

こんなことを先駆けてやるのが大阪です。絶対評価に変わるのは他府県よりずっと遅かったのに…。「大学入学共通テスト」が目指しているものを5年前から実行しているのです。ほめているわけではありません。

まずご覧いただきたいのは、各年度の合格者の平均点です。合格者の平均点ですよ!英語のC問題(発展問題)は、設問からすべて英語で書かれています。C問題を受験する上位生でも半分しかとれない難しいテストであることをお分かりいただけると思います。

このテストで72点をいただけるということは、受験生にとって大きなアドバンテージになるということです。そこで、受験生の動きに興味をもち、毎年この英語資格受験者数を追ってみようと思いました。

その結果については次回お話しします。