2026数字で見る公立高校入試①

2026数字で見る入試①2_page-0001

今年の大阪府公立高校入試は、一昨年から続く大幅な定員割れが、さらに広がりをみせた年になりました。

倍率のところのをご覧ください。赤字は定員割れの高校です。

面目を保ったのは、上位三校のみ、その下は低倍率か定員割れという結果でした。三年連続定員割れの危機に瀕したO高校は、定員を一クラス減らしたにもかかわらず志願者は定員を越えませんでした。中学での最終進路懇談で、強力にO高校を押す先生が多くいて、O高校を受験する生徒が入試直前に増えましたが、それでも定員に届かなかったのです。直ちに原因を究明して、しかるべき措置が必要だと思います。

また、S高校では、人気がなくなった国際文化科入試で昨年までとちょっと変わったことが起こりました。これは第一志望、第二志望の数字を追いかけて分かったことです。

昨年も一昨年も国際文化を第一志望に書く受験生は少なく定員割れの状況でした。そこで、普通科を第一志望として不合格になり国際文化を第二志望と書いた生徒と国際文化第一志望の生徒を並べなおしてて合格者を決定しました。

昨年と一昨年は、この数を合わせても国際文化の定員を満たしませんでした。すなわち、国際文化を第一志望または第二志望に書いていれば、全員が合格したことになります。

ところが今年は、普通科の不合格者が増えたことで第二志望で国際文化科に回ってくる生徒も増え、国際文化に回ってきた受験生と第一志望国際文化の受験生を合わせると定員を越え、1.19倍という倍率になりました。この結果、国際文化第一志望の生徒が不合格になっています。