雑記⑦
コロナ世代とは呼ばせない!
新型コロナウィルスの感染拡大は、終わりの見えない怖さだけでなく、お子様の成長にも悪影響を及ぼしています。
臨時休校をはじめとしてお子様の学習の場を奪うとともに削られた授業時間により、学習の定着ができないまま授業が進んでいます。さらには、新しい教科書による指導が加わり、授業時間はひっ迫して余裕のない状況なのです。
また、屋外での活動が制限された結果、スマホ等を使ったSNSやゲーム、動画視聴に費やされる時間が増え、スマホ等に依存するお子様が急増しています。大人が手放せないほどの魅力を持ったものにお子様が熱中するのは当然です。
この結果、学習時間が減り、時間に追われる生活を続けています。でも、流されてはいけません!学習の定着を目指した指導、それにともなう学習時間の確保が必要になっているのです。
これは入塾チラシに載せた文章です。数年前、塾に遊びに来た卒塾生たちと話していると、その中の一人が「どうせ俺らはゆとり世代やから」と言いました。そんなに深刻に使ったわけではありませんが、彼らはそんなことを感じているんだと思いました。
そのことを思い出し、今の子供たちが数年後遊びに来た時、「どうせ俺らはコロナ世代やから」と言うようになるのだろうかと考えたのです。
コロナ世代だと呼ばれるのかは分かりません。しかし、この通常でない世界をそのまま受け入れてしまい、当たり前になってしまうのが怖いのだと思っています。