大阪府公立高校募集定員!
先日、来春の公立高校の募集定員の発表がありました。
大阪は、遅いのです。せっかく志望校を決めたのに、この時期に募集人数が減るのを知ると、心が揺らぐ受験生がいます。(他府県は、もっと早いんですよ)
発表によると、今春より全日制の高校全体で271名の募集減になります。僅かな減少で良かったなどと思わないでください。実はとんでもないことなのです。
公立高校の募集定員は、その年の中3生数に計画進学率をかけた人数を母数にして公立と私立に分配され、公立全体の募集定員が決まります。長く分配比率は7:3と決められていましたが、近年は、この比率は崩れて私立の割合が少し増えています。
実は、来年はこの比率がさらに変わりそうなのです。ほんの少しですが…。
今春は中3生の数が前年から三千人以上減り、大きく募集が減りました。旧4学区の普通科高校内でも10校10クラス分の募集が減ったのです。
今年の中3生数は、今春と比べると逆に千五百名以上増えるのです。
なのに募集は増えない!!??
3000人減で10クラス減⇒1500人増で5クラス増
単純にそう踏んでいた私の予想は大きく外れ、高石高校のみの1クラス増になりました。
増えた生徒はどこに行けばよいのでしょうか?上位校、人気校へのしわ寄せが怖いです。取るに足らない数なのかもしれませんが、減らせばあちこちから文句がでますが、昨年並みなら問題なかろうと…。うまくやられた感がいなめません!
もう少し、内容を分析してみることにします。