飼育放棄!

ふうという名です
コロナ感染拡大の中、話題になっているのがペット業界です。
昨年新しく犬猫の飼い主になった人が94万5千人!前年度を大きく上回りました。これに伴いペットの販売価格が、前年の1.5倍~2倍に跳ね上がりました。レンタルペットなどという本当に人間の身勝手そのものの商売まで出現しています。

問題はその後です。購入したが在宅勤務が終わると飼えない、大きく育ちすぎて自宅では飼えない、世話が大変で飼えない等々。多くの飼育放棄が起きています。

本当に嘆かわしい限りです。

5年前の1月の終わり、塾の前に一匹の猫がやって来ました。逃げないのです。お腹が減っているのかと思い、来たらエサをあげるようになり、猫との距離はだんだん縮まっていきました。2ヵ月たつと撫でさせてくれるようになりました。(どうもいわゆる地域猫で、あちこちで餌をもらっていたのを後で知りました)もうたまりません!

4月の中旬、私は飼うことを決断しました。捕獲しケージの中へ…。少しずつ慣れてきたかと思った5月1日、なんと4匹の子を産みました。大誤算でした!!!あれから5年、彼女らは猫部屋で暮らしていらっしゃいます。

誤算はこれ以外にもありました。猫の世話をすると決まって鼻がムズムズして、くしゃみが止まらないのです。果てには涙があふれてしまい…。

いつの間にか私は「猫アレルギー」になっていたのでした。昔は何ともなかったんですよ!それからは、必ずマスクをして猫部屋にお邪魔するようになりました。

助かったのは、昨年品薄で値段が高騰したマスクです。日頃から備蓄していたものとタイミングよく頂いたものを含めて300枚以上を持っていました。ですから慌てて買いに走ることもなく済みました。

希薄な人間関係の中で感じる空虚を埋めてくれるのがペットです。私たちの心をなごませ、平静を取り戻させてくれるのがペットです。しかし、彼らも私たちと同じ動物であることを忘れてはなりません。一緒に生活する仲間だと思えば、無情な飼育放棄など考えにも及びません。

それができないのなら、今流行りのAIロボットを購入すればよいのです。だって、値段もこちらのほうが安いのですから!!!!!!!!